【仮面浪人経験者が教える】仮面浪人について
みなさん自身または周りに仮面浪人をしていたり、考えている人はいますか。浪人は、結構いたり、考えてるいる人はいると思いますが、仮面浪人というのは聞き馴染みがないのではないでしょうか。
今回は、仮面浪人というのを経験し、合格できた私だから言えることや仮面浪人のメリットやデメリットなどをお伝えし、参考にしていただけたら幸いです。
仮面浪人とは
大学に籍をもちつつ、他の大学や学部、学科の受験勉強をする人を指します。
仮面浪人が合格する確率
全受験生から浪人生は約20%といわれ、その中でも仮面浪人はかなり少ないです。浪人生が志望するところに合格する確率が約10%いわれているため、仮面浪人が合格する確率がどれだけ低いのかはわかると思います。
仮面浪人のパターン
・入学した学校に通いながら受験勉強する
・入学した学校を休学して受験勉強する
これら2つのパターンがあります。
仮面浪人のパターン別メリット・デメリット
入学した学校に通いながら受験勉強する
メリット
・大学がどんなところなのか知ることができる。
・身近に自分の志望する学科の人たちと関わりができて高いモチベーションを保てる。(志望するところと関係がある場合)
・落ちてしまったとしても授業は無駄にならない。
・学校の成績が良ければ転科することができる。(内部に志望学科がある場合)
デメリット
・勉強時間が限られる。
・お金がかかってしまう。
・遊びの誘いなどの誘惑がある。
入学した学校を休学して受験勉強する
メリット
・勉強時間が普通の浪人生と変わらない。
・休学費用だけなのでお金が抑えられる。
デメリット
・モチベーションを保つのが難しい。
仮面浪人の2つのパターンで共通していえるメリット・デメリット
メリット
・落ちても行ける大学が確保できている。
デメリット
・お金がかかる
ここでお伝えできることは自分の在籍するところが先につながる勉強をするところだったら通いながら受験勉強することは良いと思いますが、逆の場合は休学して受験勉強することをおすすめします。
仮面浪人で成功するためにやること
・スケジュール管理をしっかりとやること。
・メンタル管理をしっかりすること。
・支えてくれる友人など人間関係をしっかりともつこと。
・効率的に勉強をすること。
私の体験
ここからは上記のことをふまえて、私の体験例を元にお伝えできることを紹介していきます。
私は入学した大学に通いながら受験勉強をしたタイプです。理由としては、志望する学科が同学部で身近にあったからです。このことにより、同じ授業や実習をしたりし、モチベーションを保つことができました。また、夏までは学校の成績で内部での転科を考えていました。これは、夏に却下されてしまったのでここから受験勉強にシフトチェンジしました。
大学に通いながらさらにアルバイトもしていたのでどうしても勉強時間の確保が大変でした。下記の1年を通して一番多かったスケジュールを元にどのように時間の確保をしていたのか説明します。
ある1日のスケジュール
8:40 起床
9:10-18:00 授業、実習
18:00-19:10 図書館で受験勉強
19:40-21:40 塾でアルバイト
22:00-27:00 カラオケでアルバイト
27:00-6:00 マクドナルドで受験勉強
6:00-8:40 就寝
このようなスケジュールでした。
寝る時間は最低限にして、授業や休憩時間に仮眠を取っていました。正直このスケジュールでも勉強時間は足りていなかったので授業でも単位を落とさない程度にかくれて受験勉強をしていました。
一番最悪だったのが、学校の試験とセンター試験がほぼかぶっていたことでしたね。このときはもう寝てませんでした(笑)
塾でのアルバイトは本当に良かったと思っています。高校生を担当することが多かったので人に教えながら受験勉強ができたのでとてもためになったのでオススメです。
がむしゃらに勉強しては絶対に他の受験生に負けてしまうので勉強法を勉強してなるべく効率的にやることを意識してやりました。その方法は後々紹介しますのでよかったらみてください。
正直、志望するところにもよりますがある程度受かる学力がもともとなければ仮面浪人はやるべきではないと思います。それまでの偏差値等を考慮しながら仮面浪人するかどうか決めることをおすすめします。
今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。