犬と猫の食性
初めまして、獣医学生のVETkunです。
犬と猫では、昔から生き方が違うため食性も大きく違います。生き方がどのように食性に影響しているのか。
犬が布団におやつを隠したり、猫が1日少しずつ餌を分けて食べていたりしますよね。
今回は、犬と猫の食性とその理由についてご紹介しようと思います。
ぜひ、最後まで読んでいただけると幸いです。
犬
系統
肉食性に近い雑食動物です。
そのため、ほとんどの食べ物を消化する能力を猫と違って持っています。
行動・食習慣
群捕食者で自分より大きい相手を狩りしていて、集団全体の飢えを満たすほどの大きい動物を毎度狩ることはできないので、食事の間隔が空くことが自然で間欠採食者です。そのため、獲物が余れば地中に埋めて、後で掘り出して食べることもあるので腐肉食者であり、地中に埋める習慣は今も残っています。布団におやつを隠したりしますね!
猫
系統
厳格な肉食動物で、たんぱく質要求量が高いです。
行動・食習慣
単独採食者で自分より小さな相手しか狩らないため、一日に何度も狩りをしています。
そのため、少量頻回採食者で保存する癖がないので新鮮肉食者です。
お水や餌交換などを小まめにしないといけないのはこれらからきているんですね。
まとめ
- 犬:雑食動物 猫:肉食動物
- 犬:間欠採食者 猫:少量頻回採食者
- 犬:腐肉食者 猫:新鮮肉者
生き物によって当たり前が違うのは面白いですね。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。